DYBRUWAVMAAbTNF

過去のカードプールで遊ぶ、いわゆる「ゲートボール」
略称は「ゲトボ」「ゲドボ」らしいです。ゲボみたいで汚いですね
略称の濁点表記ゆれは《ゴッドバードアタック》を思い出してなんだか懐かしい気分になります
Twitterで略称を検索してみたら見事にカードゲーマーしかいませんでした

ゲトボ - Twitter検索
ゲドボ - Twitter検索


この間、「じゃあどれがオススメ?コレとコレだったらどっちオススメ?」みたいなの聞かれた時パッと持ってるゲートボールセット全部のオススメ序列みたいなのが出てこなかったのでランキング形式でまとめてみました
作りやすさはレアリティは無視で割と適当に考えました

征竜

1位 8征竜 
8征竜ミラー

楽しさ   A+
作りやすさ A
ダントツの1位
一生飽きない
人集まってまずやるのがコレ
ドラフト以外でなら集まってから帰るまでの間で一番やってる時間が長い
唯一の欠点が征竜であること
「征竜時代に遊戯王をやっていて大まかな動きを知っている」
「ADSだけだが征竜を回したことがある」
そんなレベル人間が遊ぶグループの中に1人はいないと始めるまでに微妙なハードルがある
それを考えても不動のオススメ1位
組まない理由がない





ヨシ!

2位 墓守猫ミラー 
楽しさ   A
作りやすさ A+
墓守猫 - サイドなし

レアリティを気にしないで考えるとおそらくエクストラの分8征竜よりも安く組みやすい
大寒波6枚が地味にめんどくさそうだが値段自体はタダ同然
読み合いの深さ、僅かな構築の違い、リソースの管理など征竜ミラーで楽しめた要素がいくつが消えるがそれでも十分楽しい
特に猫時代現役だったご老人たちにオススメ
サイドラアドバンスセットや裏サモプリ死デッキといった老害ポイント高いプレイングも可能
シンクロ時代のレスキューキャットには間違いなく麻薬的な成分がある
みんなで一緒にカードショップで吸える合法薬物





突然変異

3位 変異カオスミラー
変異カオスミラー

楽しさ   A
作りやすさ B
墓守猫とどっちを2位にするか迷ったけど融合デッキを集める面倒くささを考えるとやっぱり変異が3位なのが妥当な気がする
ゲーム展開としては04環境に近いが突然変異で出す融合体にいくつか選択肢がありシンクロやエクシーズの感覚に近くシンクロ、エクシーズ時代に一番遊戯王をしていた自分としては04環境の完全上位互換
問題はやはり融合デッキ集め
僕はカーマスで「変異カオスの融合デッキください」って言って一瞬で揃いました
カードマスターは素晴らしいカードショップです





ドグマブレードだ

4位 ドグマブレード
ドグマブレード

楽しさ   B
作りやすさ B-
1位~3位までの内2つ以上組んだなら選択肢に入ってくる
1人回し用のゲートボールデッキとしてはおそらくトップシェアを誇る
大昔の禁止カードやエラッタされていてエラッタ前のテキストの流通が少ないカードが多く作成難度が微妙に高いが値段自体はおそらく3000円を切る
家で1人で遊ぶだけでなく最初の内は2人で「この初手だったら何からスタートする?」と議論するのもまあまあ楽しい
集まった人数が奇数の場合でも短時間なら1人はドグマブレードを回すことで空き時間をなくせる
画像のレシピは昔の入賞レシピを元にドグマブレードトーナメントの主催者が共通レシピとして発表したもの
39枚は元の入賞レシピと同じだが《魔力倹約術》の枠には本来の入賞レシピには《スケープ・ゴート》が採用されており、一人回しでは機能しないと言っていい
僕はドグマブレードは完全な無限ループが存在しないことが魅力の一つだと思っており、早い話がこのレシピの《魔力倹約術》が死ぬほど気に食わないのである
僕としては《スケープ・ゴート》の枠に何かしら別の1枚を入れるなら《おろかな埋葬》一択です
色々と手頃で一人で遊べるので今はもう遊戯王から離れてしまった友人への誕生日プレゼントなどにオススメです
ドグマ誕プレート






CTsX19EUYAIfJK-

5位 ドラフ_po(6人用ドラフト) 
楽しさ   A++
作りやすさ D
カードプールはこんなとこに載せてたらスペース取って仕方ないので見たい人はリンク踏んでね
めちゃクソ楽しい!けどオススメ度で言ったら5位くらい
理由は作成難度と使用頻度
570枚のカードを集め管理する労力
ルールの説明
人間が6人集まる機会の少なさ
そんな感じで5位くらいが妥当
楽しさ自体は無限☝
じゃあなんで4人用は上位にないのかは後で





シャドール

6位 シャドールミラー 
シャドールミラー

楽しさ   A~C
作りやすさ A たぶんもうすぐS
ストラクももうすぐ出て組みやすくなるしもっと上位でも良い気もするがやっぱりこのへんが妥当
とにかく問題なのが長い人選ぶ楽しさの2点
こればっかりはシャドールミラーの性質上仕方ない
連続して遊ぶのが困難なのでどう足掻いてもメインのツールに据えるのは無理
終わる時間も読みにくいのでカードショップの閉店時間とかの問題もある
ゲーム自体は人によってはめちゃクソ楽しいがアレルギー反応を起こす人やシャドールを知らぬ老人もチラホラ見受けられる
俺はめちゃクソ楽しい





シンクロ 40枚

7位 ダウンサイジングドラフ_po(4人用ドラフト) 
楽しさ   B+~A
作りやすさ C
手軽に遊べるミラーマッチセットに近い何かとして見ても、ドラフトとして見ても中途半端
元々4人でミラーマッチセットばかりだとちょっと寂しいから形だけ遊べるように組んだものなので当然と言えば当然
個人的にテーマデッキドラフトがドラフトとして成り立つ最低プレイ人数は6人だと思っていて4人だとピックの時間の作業感がすごい
元からそういう風に作ってるだけなので問題なく遊べるけど「他人に作るのを勧めるレベル」かと言われると微妙なところ





SD17_2

8位 ドグマブレード2個目 
楽しさ   B
作りやすさ B-
2個あると2人でワンキルレースとかできてなにかと便利
値段も大したことないしオススメ
コレより下のやつはもうオススメできないレベル





Starter Deck 2017

9位 スターター2017ミラー
楽しさ   B+
作りやすさ A+
ゲートボールじゃないけどランキングに入れるならこのあたり
異常な作りやすさは評価できるがあくまでも新マスタールールの入門ツール
それ以上でも以下でもない
ゲートボールしたい老人がメインで遊び散らかせるツールではない





旋風

10位 旋風BFミラー 
楽しさ   B-
作りやすさ A
旋風BFミラー

テーマデッキのミラーマッチは基本的にデッキ自体の相性差はなく初手やドロー、いわゆる「引き」が大きなウエイトを占める
征竜ミラーのクリムゾン・ブレーダー、シャドールミラーのデッキ融合ケアなどの「そのテーマデッキのミラーマッチ特有の面白い要素」がなければ多少のプレイングスキルの差は引きの差にかき消され、引きの差がほぼそのまま勝敗という結果として表れてしまいつまらない
「そのテーマデッキのミラーマッチ特有の面白い要素」によって「プレイングスキルで引きの差に打ち勝てる閾値が低い」=プレイングスキルの差で勝利へたどり着きやすいのが「面白いミラーマッチ」である
というのが僕の持論です
旋風BFにおいて「そのテーマデッキのミラーマッチ特有の面白い要素」に当たるのはシロッコとゴッドバードアタックだと思います
シロッコはプレイングでケアできる場面が限定され
ゴッドバードアタックは罠の読み合いの延長線上にすぎない
「そのテーマデッキのミラーマッチ特有の要素」としては弱く、お互いに最初の数戦で罠の踏み方などを覚えていくにつれプレイングスキルで逆転できる要素は減っていき最終的に「引きの差」をプレイングスキルで巻き返せる閾値が高く、僕の考える面白いミラーマッチからは遠い存在であると感じました
なので個人的にはオススメできません





04環境

11位 04環境 
楽しさ   C
作りやすさ A
04環境

最下位
なんか書くのすらめんどくさい




2011年3月禁止制限

ランク外 2011年3月環境
かもめ亭ルールではなく、当然当時のルール、テキスト、裁定のものを組んでいました
具体的には、六武衆、代行天使、デブリジャンクドッペル、カラクリ、TG代償ガジェ、アライブ剣闘などをサイド込みで構築固定で組んでいました
唯一記事のリンクがないのは書く価値がなかったからです
カードプールそのものは非常に魅力的なのですがお互いにことなるデッキタイプ同士で戦う場合完全な五分五分となることはなく、必ず大なり小なりデッキの相性差が発生します
その相性差を小さくする要素は2つ、先行後攻とサイドチェンジです
サイドチェンジなしで異なるデッキ同士が連戦すればデッキの違いによる相性差が必ず出てきます
征竜ミラーなどのミラーマッチセットが流行っているのは「そのデッキのミラーマッチが楽しい」という理由もありますが「別々のテーマデッキをサイドデッキなしで2つ用意しても簡易的にフェアなゲームができない」という根本的な問題を「同じデッキを2つ用意してデッキによる相性差をなくす」という方法で解決するのが最も簡単だからです
数種類のデッキをサイドデッキ込みで用意すれば解決するかといえばそう簡単な話でもありません
本来サイドチェンジというものは「デッキタイプの違いによる相性差」を小さくするために仕方なく行うものでありメインデッキこそがそのデッキの完成形です
スイッチ型と呼ばれる特殊なサイドデッキを除けばサイドチェンジしただけでデッキタイプはそう大きく変化しません
旋風BFがサイドチェンジして墓地BFになる。なんてことはありません
サイドチェンジは100点満点の完成度のメインデッキのバランスを破壊する行為です
自分のデッキを破壊しなければならないほど相手のデッキと相性差があるから仕方なく行う行為です
つまりサイドチェンジにはそのデッキに対する高い理解度とゲームプランと構築の一致が要求されます
先引きと後引きのカードのバランスなど構築固定では選択の余地もありません
かといって征竜ミラーのようにカードプールから取捨選択する形式にした場合メインサイドエクストラ合わせて1デッキで100枚を超える枚数になるでしょう
それを4つか5つ持てば枚数的にはキューブドラフトと同じです
加えて構築段階でデッキに対する知識も多少は要求されるのでドラフトと同じ枚数でハードルはドラフトよりも高く携帯性、気軽さ、楽しさのバランスを考えれば明らかに欠陥品です
結論として当時環境を再現して複数のデッキを1人が組んでシェアして遊ぶのは不可能です
カードプールやルールをあらかじめ全プレイヤーで共有してメイン、エクストラ、サイドを全て個人が構築しなければゲームが成り立ちません
その場合でも問題が一つ残っており、プレイヤーの頭数が必要という点です
4~5人程度ではデッキタイプの幅やデッキタイプの分布数などが偏っており、「少人数の調整」のような状況になります
現実では数年前に終わっている環境の少人数での調整など楽しいわけがありません
正直組む前からこういう結論になると思っていましたが組まずにゴチャゴチャ言っても説得力が欠片もないので実際に組んでから書きました
やる意味ないです





勝利のV

ランク外 MCVミラー 
楽しさ   ?
作りやすさ B-
MCV

遊戯王だけど遊戯王ではないので別枠
楽しいのジャンルがまた“違う楽しい”なので楽しさの欄は空けといた





歴史タワー

ランク外 一人回しセット 
楽しさ   ?
作りやすさ C+
暇な時に家で一人で遊ぶオモチャなのでオススメとか以前の問題










おわり